2006年12月01日金曜日
悲しい思い出 [ボクジンの昭和40年代]
この話しは、ボクジン少年がまだ小学1〜2年頃だったか..!?
当時は何処の家庭もそんなに裕福ではなかったけど、
大人たちは皆とても他人を思いやり、近所づきあいも密で本当に良い時代だったように思う。
ボクジン少年の母親は、援農と言って農家の畑仕事を手伝うアルバイトを長い間やっていて、学校から帰ってきても家には誰も居なかった。その頃の家庭は大体共稼ぎが多かったかな。いわゆる「かぎっこ」だった。
3才下の弟は日中近所の家に預けられていて、ボクジン少年が学校から帰ってくると、その弟を迎えにいっていた。
その日もボクジン少年は、預けていた家の裏口へ行って、弟の相手をしてくれるその家のおばあちゃんを呼んだ。
何度呼んでも返事がないので、裏口の扉を開けてみて驚いた!
おばあちゃんは激しく嘔吐しながら、自分でその汚物を雑巾で拭いていたのだ。
側には弟が青い顔で突っ立っていた。
これはえらいことだと、来た道を取って返し、近くの家に行き大人に伝えたのだ。
大人を連れて戻った時には、すでにおばあちゃんは亡くなっていました。 ![]()
その後のことはもう覚えてはいませんが、弟がそのおばあちゃんの最期をみとっていた、唯一の人だったのです。
子供の頃の悲しい思い出です。

