2007年02月23日金曜日
初めての海 [ボクジンの昭和40年代]
生まれて初めて海を見た瞬間だった
釧路の海岸で、そこに住むいとこと浜辺に打ち上げる昆布を拾った思い出が懐かしい...
今から37年位前のことだと思うんだけど、母親が小さいボクジン少年を連れて、当時のディーゼル列車に乗って親戚の家に遊びに向かったんだ。
当時の陸別駅でも、駅弁を販売していたんだよね!
若い人知っているかな?
首から紐でぶら下げて、たくさんの駅弁とお茶を売っていた。
その他ミカンやバナナ饅頭なんかも一緒に売っていたような記憶があるのだが...違ったかな?
当時の国鉄池北線と、名前忘れてしまったけど釧路へ行く国鉄線に乗り換えて釧路へ。
ディーゼルカーの中というと、2人座席が互いにお見合いする形で向かい合っているのが普通だった。
当時の人はそれがきっかけで、見ず知らずの人でも色々な話を交わして人間みのあるふれあいが沢山あったものだ。
ボクジン少年は体が弱かったので、汽車に乗るとまもなく乗り物酔いが始まり、座席に横になっていた。
乗ってから3時間ほどしたころだろうか、母親が、
「**、ほら海だよ!起きな!」
少年は顔を窓から覗かせると、なんと目の前には広い海原が広がっているではないか!
"ああ、海だ..."
少年は子供らしくない抑揚の無さで、それなりに感動していた。
その日は曇り空だったのをはっきり覚えている。
釧路について伯父さんの家で落ち着いた後、2歳ほど年下の従弟と海岸へ走って行き、名産の昆布拾いをやったんだよ! (^。^)
これが面白くってね。
長いのは10m以上もあったかも。
小さな腕で一所懸命、天然の昆布を巻いた思い出です。
ツブ貝を食べて目が回ったのは、実はそのときなんだけどね...(^^)
夜になり、釧路の綺麗な夜景を見ながら母親がぽつりと一言...
「都会っていいね...」
なぜかその一言が少年の脳裏に今も焼きついている。
故郷を持っている人!
いつまでも大切にしてくださいね。

