2007年11月03日土曜日
「あれから半年」 第9回:10月6日 27年ぶりの再開 [成長への準備この6ヶ月]
バッジ探索と幼馴染との再会
ここからは小刻みな日付けとなる。
バッジ収集にはまり始めたおいらは、地元あたりでバッジを売っているところもあたってみた。
なかなかそれらしい店は無かったが、八王子に1軒だけ駄菓子関係の問屋さんを見つけた。
駄菓子屋さんだから、もしや...と思い住所をメモ。
ちょうど当日は、27年ぶりの再開を幼馴染と約束していたのも八王子なので、会うまでの数時間はバッジ探しを楽しもうということにした。
昼食を商店街で済ますと、一路問屋さんへ向かった。
汗ばむほどの好い天気で、久しぶりにオヤジの気持ちもすがすがしかった。
店舗に入ると結構大勢の家族連れでにぎやかだった。
「バッジ、バッジっと....」
バッジはあまり無かったけど、昔懐かしい駄菓子が箱や袋単位で売っている。
店内には所狭しと駄菓子の箱が積まれていて、おいらも圧倒されるやら懐かしいやらで、一人でニヤニヤと完全に子供の頃の気持ちに戻っていた。
見るもの触れるものが、子供の頃親に買ってもらったお菓子やおもちゃそのものが今目の前にあるものだから、自然と目頭が熱くなってきたものだ。
まだ当時の物が変わらずに製造されているんだあ.....じわ~っ.....![]()
おいらと同年代の人なら判るでしょう。
それからゆっくりと店内を2時間ほど廻っていたかなあ....(^.^)すきだねえ
いつのまにかバッジのことは忘れていて、懐かしさに埋もれた自分に気づいたんだ。
今度は娘を連れてこよう。
きっと喜ぶはずだ。
店を出ると(何も買わなかったけどね)街中を闊歩し、バッジ探しを再開 ^/^
八王子は結構歴史が古くて、いまだにそこここにノスタルジックな店構えや、骨董品を売る店があったりするんだよ。
バッジはいいからそんな街並みを散策するのもいいもんだ。
それからまた3時間ほど廻ったので、さすがに歩きつかれた。
秋の空は紅色に染まりはじめ、気づくと街には綺麗な明かりが輝いている。
友人とは7時の約束だったので、そろそろ駅の改札口へ行こう。
どんな風に変わっているかなあ、わかるかなあ...。
懐かしさと不安が交叉してちょっと不思議なかんじ。
土曜日ということもあって駅構内は人でごった返している。
改札口には人待ちの若い人たちが多かった。
まもなく7時になろうとしていた。
それらしい人がいないか改札周辺を見回した。
体格のいい奴だったからすぐに判るだろう.....と、目線の先にそれらしい人が立っているのだが、顔が当時と違うような...どうも自信が無い...。
相手もオヤジの視線に気づいたのか、こちらをちらちら。
あとから聴いた話では、「人違いだとはずかしいしなあ....」とお互いに思っていたということだった。
しばらく待ったがそれらしい人は現れないので、きっと幼馴染に違いないと思い、おいらのほうから話し掛けてやっと会うことが出来た。
近くの居酒屋へ入り、お互いの近況報告と今までのことを話した。
小学生時代の話しなどは、昼間の駄菓子屋さんのたたずまいと重なって、さらなる感慨にふけったものだ。
幼馴染は、「まあちゃん、それにしてもダンディーになったねえ」とおいらに言うから、誉めているのか年取った事を言っているのか....。
幼馴染は当時のまま変わらない人間でいてくれたことに、おいらはなぜか安心した。
もちろん顔が老けたのはだれしも仕方ないが、考え方や仕草、話し方は当時の優しさそのままだった。オヤジ以上に素朴人(素朴な人、ボクジン)だった。(^。^)
話しはとめどなく続いた。
それからけっこう遅くなったので、ここで分かれることとなった。
以上、淡々と話しは進めたけどおいらにとっては、密度の濃い一日だったように思う。
これからはできるだけこのような貴重な時間を作り出していけたらいいなと感じた日だった。
確信できるものがある
心に写る淡い思い出
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