2008年08月13日水曜日
夏真っ盛り [今日のオヤジ]
窓の外からは蝉の声...夏らしく、ゆっくりと流れる盆の時
今オヤジは、クーラーのない仕事部屋で汗を拭き拭きモニターに向かっている。
盆に入って、街にはいつもよりゆっくりとした時間が流れている。
突如として「ジジッ ジ~ ジ~ ビ~~ンビ~~ンビ~~ン」と、窓の外から妙に大きな蝉の声が鳴り始めたのだ。
この暑い時に、余計暑さを感じさせる蝉の声...。
しかし、これについては人それぞれ感じ方が違うのだろう。
やたら近くから聞こえている蝉の声は、10年以上も前の思い出を呼び起こしてくれ、ほのぼのとした気持ちになった。
子供たちがまだ小学生の頃、小金井公園へ家族で出かけた時のことだった。
それは今と同じように、とても暑い真夏のことだった。
すこし暑さで顔を火照らせた娘が、あるものを見つけたのだ。
「あっ、せみの抜け殻があるいてるっ!!」
娘の指差した先を見ると、今まさに木に登ろうとしている蝉の幼虫がいたのだ。
皆は顔を見合わせ、ニヤリ...。
妻が、
「これが蝉の赤ちゃんなんだよ。木に登って、これから蝉に変わるんだよ。」
と教えました。
娘はその幼虫をつかもうとしながら、
「ふ~ん...」
と、聴いているのかいないのか...。
蝉の抜け殻...か...。
日中に、蝉の幼虫がいるのも珍しいことだから、抜け殻しか見たことのない娘にとっては、不思議に思ったことだろう。
あれから10数年経った。
その娘も今は中学生。
親から見るとあまり進歩していないように見えてしまうが (^^; 彼女の中では確実に成長しているのだろう。
また今度、この思い出が蘇るのはいつになるのだろう...。
その時家族はどのようになっていることか...。
いろいろ思いをめぐらせていると、
「ジジッ」っといって、蝉が何処かへ飛んでいった。

