2008年12月01日月曜日
お巡りさん、ありがと! [前職回想録]
車の免許証をとり、だいぶ運転にも慣れた頃のこと。
沼津市と静岡市にある顧客先への仕事がボクジン青年に廻ってきた。
まあ、方向は同じだから朝早く出れば充分に回れる道程だった。
2日後、約束の時間である午前10時に間に合うよう、目覚ましをしっかりセットしておいた。
今は夏真っ盛り!
サーファーを気取っていた20代前半の、若きオヤジの話しである。
毎週のように、休みの日になると朝早く起きて(晴れた日だけ)東名高速を突っ走り、小田原厚木道路に入り、しばらく走って大磯で降りて、国道134号を眩しい朝日を浴びながら、東へ戻りながら鎌倉高校近くの路上に違法駐車。
そのドライブの間、爽やかな風を感じながら、山下達郎のBig Waveを音量全開で鳴らして、普通はこんなルートは使わないけど、ボクジン青年にとっては青春を感じる自分だけの時間だったのだ。
若かった...(゚-゚)
そんな青春真っ只中の出来事なのだ。
東名高速を軽快にひた走っていた。(自分の車を社用車として申請していたので、プライベートのドライブ気分 ♪)
運転にも自信が付いてきた頃(この時期が一番危ないんだよね)だ。
交通量は少なく、晴れた青い空に、ハウンドドックのフォルテシモが、おいらの気分を最高潮へ!
大井松田のあたりに差し掛かった頃、気分良くアクセルを踏んでいたおいらの後ろから、う~~~というサイレンが迫ってきた。
(+。+)アチャー、覆面かよ~。
「前の車の運転手さん、左の路肩に停車してくださ~い」
優しい悪魔の声...(>_<)
パトカーの中に入ったおいらに、
「免許証を見せていただけますか~」
「はい」
「あらら、条件に眼鏡の装着が義務づけられていますね~」
と、笑いながら。
「急いでいました?」
おいらは馬鹿正直に、
「いいえ、気分が良かったので、つい飛ばしてしまいました」
二人のお巡りさんは、顔を見合わせた後、
「正直な人だなあ、はははは」
と、愉快そうに...
「スピード超過が10キロで、眼鏡条件を守っていない件の、2つの違反になるんですよ~。運転手さん、どっちを選びます?」
「....???、はあ?」
「まじめそうな方なんで、今回は一つだけで目をつむりますよ」
「本当ですか?!」
おいらはこの2人のお巡りさんを、潤んだ目で見つめた後、
「では、罰金が安い方でお願いします」
すると、
「本当に面白い人だなあ。ははははは。」
ということで、安い違反を適用してもらったのだが、なぜか最後まで気分が良い出来事だった。
その後も、気分の良いまま仕事先へ向かったボクジン青年だった。

