2009年04月02日木曜日
まさか...あれは!? [前職回想録]
大阪営業所へ転勤させられた時の、何とも言えない想い出だ。
妻と結婚して早々に、大阪営業所への転勤命令が下ったのだ。
東淀川区の上新庄という駅の近くに、マンションを借りた。
前にも話したように、おいらの仕事は分析機器や理化学機器のメンテナンスで、毎日車で客先へ訪問し器械と対峙するのがメインだった。
馴れない大阪に転勤となったが、地図を見ながら地理を把握していった。
京都や滋賀、姫路から彦根など関西周辺を広く活動範囲としていたのだ。
ある休日、妻と2人(まだ子供はなかった)で京都へ遊びに行こう、ということで前の日から楽しみにしていた。
そして翌朝、爽やかに晴れ渡った。
上新庄からは乗り換え無しで京都まで行ける。
朝食用に妻がおむすびを作ってくれていたので、電車に乗るとすぐさまかぶりついた。
うまいっ!
しばらく電車は走り、とある駅に着いた時のことだった。
5分ほどそこで停車するとのこと。
まあ、急ぐ旅ではない。
2個目のおむすびを食べながら、車窓から駅の方へ目を向けた。
数本の線路を隔てた先に比較的大きな駅舎が見えた。
線路のあちらこちらでは、5~6人の駅員さん達が下を見ながら何かを探している風だった。
しかも全員の片手には柄の長い物掴みと、もう片手には赤い袋...?!
ん???駅員さん達が持っているのは、赤い袋ではなく、真っ赤に染まったビニール袋だったのだ。
おいらは妻にそれを伝えると、妻は目をそむけた。
美味しく食べてたおむすびも、もう喉を通らなくなってしまった。
"うわ~...."
寄りによって、人の食事中にあんな物を見せてくれなくても...。
もうこれ以上は説明しなくても皆さんはお解りのことと思う。
まさしくその現場を見たのは生まれて初めてだった。
しかし、他人に迷惑をかけなくてもいいと思うのだが...。
京都に着いてからは、もう殆ど忘れていた。
まあ、妻との小旅行は楽しく終わったから良しとしよう。
もう、あのような物は見たくはないなあ。

