2009年05月08日金曜日
幼い頃の記憶 [ボクジンの昭和40年代]
まだボクジン小僧が7歳から8歳頃の事だったと思う。
共働きだった母は夕方5時頃にならなければ帰宅しない。
その間、幼い弟の相手をしたり家の外でキャラメルを食べながら母の帰りを待っていた。
母は農家の畑仕事を手伝うアルバイトをしていた。
土で汚れた軍手をして、頬被りをしてニコニコしながら、ボクジン小僧の方へ歩いてくる母が大好きだった。
朝、家族のためにご飯を作り、皆の弁当を作り、後片付けや掃除をしてから援農(農家の手伝い)の仕事へ向かい、朝から夕方まで畑仕事をしていた。
ボクジン小僧の父親は郵便局員で、当時の少ない給料では生活もきつかったのだろう。
自宅は町が管理する借家で、小さいながらも庭があり毎年、苺の実がなったり、ユリ、マーガレット、しそなどの植物が咲いていたのを覚えている。
庭の端には室があり、いつも母が板のふたを開けて中にはいると、大根やジャガイモを数個持って出てきた。
ボクジン小僧も外から中を覗いたことはあったが、室の中に入った記憶はない。
土の臭いが鼻をつくのを記憶としてあるくらいだ。
ある夜、「8時だよ 全員集合!」を見終わったボクジン小僧は、鉄パイプで出来た2段ベッドの上に早々と潜り込んだ。
遊び疲れたのだろう。
それからどのくらい時間が過ぎたのだろう。
ボクジン小僧はふと目が覚めるとベッドの下を見た。
いつもなら父と母が並んで寝ているのに、其処には布団が無かった。
ボクジン小僧は急に恐くなり、心細くなり、母恋しさのあまりパジャマを着たまま弟を起こして家の外へ出てしまった。
ボクジン小僧は暗闇の中を弟の手をつなぎ、泣きながら母を探してあてもなく歩き回った。
そのうち、近所の家の人がその泣き声に気づいたのか、ボクジン小僧と弟を家に入れてくれたのだ。
その時どの様な会話を交わしたかは全く覚えていないが、確か子供がいない家庭だったのではないかと、微かな記憶がある。
その時何かを食べさせてくれたはずだった。
その後、母が迎えに来てくれて、その顔を見てさらに大泣きのボクジン小僧と弟。
この出来事は、映画"がばいばあちゃん"のあるシーンを見ていて急に思い出したのだ。
そうだよ~そんなこともあったなあ....。
みんなも、幼い頃の両親や兄弟との思いでは、忘れないうちに書き残してみては!
おいらはじじいなので、こうしてブログに残し始めているんですよ。(^^)
じゃ。

